クリミナルマインド(シーズン2)の 無料動画は？ネタバレやキャスト情報

初回放送日：2008年1月8日～2008年6月17日（WOWOW）

エピソード数：23（字幕・吹き替え版○）

ジャンル：サスペンス

製作総指揮・脚本・監督:マーク・ゴードン、リチャード・シェパード、ジェフ・デイビス

今回も前作に引き続き、ツンデレなリーダーホッチ率いるBAUメンバーが、凶悪な事件を解決していきます。そんな中、エルがBAUを去り新人エミリーが入ったり、モーガンの悲しすぎる過去が明らかになったり、リードが薬物に溺れてしまうキッカケになる人質事件が発生したりと見ていて全く飽きません。というか心配すぎてどんどん見てしまいます。

エピソード5では、バイブルカレッジに通う生徒たちのレイプ事件の要請がきます。

女子学生が5人レイプされるのですが、なぜかその犯行がストップし、今度は大人の女性がターゲットに。なぜ被害者の年齢が変わったのか・・・？と、犯人像に迫るメンバーたち。

犯人は、帰宅前の女性の留守電にメッセージを残してからレイプするのですが、その内容から、女性と付き合っていると妄想して信じている犯人なのでは、と予測します。日本でもありますよね、こういうストーカータイプの事件。とっても気持ち悪いです。

女子学生たちの通っていたのがカトリックの学校だったことから、レイプされたことを届け出ていない被害者がもっといるかもしれない、と調べ始めると、レイプによって子どもができてしまい自殺してしまった女子学生がいたことがわかります。そして、大人の被害者の共通点は、同じ産婦人科に不妊治療に通っていた、ということも。

そこでエルが（そう、エルは助かっていたのです！！）おとりになり、レイプ犯をおびき出すのですが、エルは「指一本触れさせない」とホッチに約束されていたにもかかわらず、命令を無視して勝手に犯人を追い詰めてしまいます。そして事件の最後には、エルはあってはならない行動をしてしまうのです。

エル、シーズン1の最後の事件で撃たれたことがトラウマになってしまっているのですが、もうそれが我慢ならないところまできたのでしょう。今まで冷静に被害者の立場に立ってくれていたエルがこうなってしまったら、BAUはどうなってしまうのか・・・。

結果的にはこの事件が大きなきっかけとなり、エルはBAUを去ることになってしまいました。

BAUのメンバーって、ストレスに強くて使命感をはっきりと持って仕事をしているスーパーマンのように見えていましたが、やはり人間だったんですねえ。

 エピソード10では、エルが去ったことにより現れた新人エミリーが仲間として・・・いや、ちょっと他のメンバーとぎくしゃくしながらも活躍します。

そもそもホッチがまだエミリーを認めていません。しかし、事件は待ってくれず、なんとアメリカを揺るがすテロ事件のリーダーを尋問しなければならなくなります。失敗すれば9.11のような大きなテロ事件が起きかねない緊迫した雰囲気の中で、BAUは事件現場と尋問の二手に分かれて解決に臨みます。めちゃめちゃ手に汗握る展開でした！！

何も話さないリーダーにギデオンは、CIAとは真逆の、ギデオンらしい平和的な尋問をはじめます。そしてその尋問を別室でリードとエミリーが観察し、ガルシアに調べてもらいながらリーダーの生い立ちなどを言い当てていくのですが、これが爽快です。

そんな中、モーガンとホッチは隠れ家を捜索。第二の隠れ家に何もなかったとホッチから連絡を受けたギデオンがリーダーに伝えると、安堵した様子を見て取ったリード。それを伝えられたギデオンが即座にホッチに「いますぐ避難しろ！！」と電話で伝えます。そしてホッチたちが急いで建物から出た瞬間、爆発します。危なかったー！捜査官が一人亡くなってしまうのですが・・・。リードがリーダーの安堵した仕草に気づいていなかったら、大変なことになっていました。

ギデオンの心理戦はまだまだ続き、どんどん明らかになっていくリーダーのこと、テロを仕掛けているメンバーたちのこと。ハラハラする展開ですが、ギデオンとリーダーの話し合いは「宗教とは」「戦争とは」の確信に触れていて、涙なしには見られませんでした。

この回ではホッチの家族が出てくるのですが、ホッチの奥さんがぽーっとした人でよかったな、と心から思いました。普段凶悪犯罪と戦っている真面目なホッチには、家に帰ってまで戦いたくないでしょうからね。

シーズン2は23話で完結していました！！でも、最後の最後にホッチが、最近のBAUメンバーの問題をホッチのせいだと責められるシーンが・・・。ホッチはリーダーとしてBAUに残れるのでしょうか・・・シーズン3も気になります！！