シャーロック・ホームズのシリーズが、現代のロンドンに現れるストーリー♪
自称コンサルタント探偵。相棒はもちろんワトソン、大家さんはハドソン夫人。
頼みたくないけれど彼の力を借りたいレストレード警部や、犬猿の仲の兄マイクロフトも出てきます。
ベイカー街221Bに住み、原作を程よくアレンジした形でいろいろな事件を、現代の技術を駆使して解決に導きます。
シャーロックとは?
現代に置きかえられたシャーロックホームズシリーズでも、軍医で負傷して帰国してきたワトソンを相棒とし、様々な事件を解決しつつ宿敵モリアーティの巧妙な罠を紐解いていきます。一見かかわりのない事件が実は…という感じです。
現代のスタイリッシュなロンドンでのスピード感のある展開が面白いです。
一見するとすべて自殺で終わりそうな事件…密室のようなのに入った形跡がある(死体もある)…人質に爆弾をつけて謎解きをさせる…すべて裏で操るのは……
シャーロック シーズン1 作品概要
初回放送日:2011年8月22日~8月24日(NHK BSプレミアム)
エピソード数:3話(字幕・吹き替え版○)
ジャンル:ミステリー
製作総指揮・脚本・監督: マーク・ゲイティス(マイクロフト役)、スティーブン・モファット、ポール・マクギガン
シャーロック シーズン1の予告動画
主な登場人物(キャスト)/解説
・シャーロック・ホームズ/演:ベネディクト・カンバーバッチ/日本語吹き替え:三上 哲
ハイテク機器を駆使し難事件を解決する、自称世界で一人だけのコンサルタント探偵、高機能ソシオパス(社会病質者)人の話を聞いているのかいないのか、ワンマンで勝手に動いてしまう主人公
・ジョン・ワトソン/演:マーティン・フリーマン/日本語吹き替え:森川 智之
友情に篤く正義感にあふれる青年。軍医の経験あり、女性にも弱く、お金にも困っている
・ハドソン夫人/演:ユーナ・スタッブス/日本語吹き替え:谷 郁子
ベイカー街221Bの大家さんで、何かと気にかけてくれる。
・マイクロフト・ホームズ/演:マーク・ゲイティス/日本語吹き替え:木村 靖司
政府の機関で働き、困った事態になるとシャーロックを頼る。シャーロックとジョンを監視対象としている
・ジム・モリアーティ/演:アンドリュー・スコット/日本語吹き替え:村治 学
シャーロックの宿敵ともいうべき、こちらは自称世界で唯一のコンサルタント犯罪者。すべての話の裏で糸を引く人物。
シャーロックのあらすじ・ネタバレ・結末
※この先シャーロックのあらすじとネタバレ、結末になります。
・ピンク色の研究…原案:緋色の研究
軍医をしていたジョン・ワトソンは、傷を負い帰国しましたが、体にも心にも傷を負い、カウンセリングでブログを書くことを勧められます。
ロンドンでは最近の3件の服毒自殺について、連続自殺事件として捜査していると警察が会見をします。すると、警察や記者に「違う」とメールが入ります。シャーロックからのものでした。
ワトソンはルームシェアを勧められ、シャーロックを紹介されます。シャーロックは、あったとたんにジョンの軍歴からPTSD,家族構成など当ててみせ、ルームシェアのことまで当て、即決で決めてしまう
に着くと、新たな自殺者の情報です。全身をピンク色に統一した旅行者と思われる女性がなくなっていました。死因は薬物による死で、旅行者なのにスーツケースがないことから、シャーロックはジョンを置いてどこかへ行ってしまいます。
残されたジョンはベイカー街へ戻ろうとしますが、近くの公衆電話が鳴り、謎の人物に呼び出されます。その人物から、シャーロックの監視を持ち掛けられますが、断ります。
その場を離れる際に、その男から、手の痙攣は戦場を求める心によるものだといわれ、シャーロックと事件にかかわるうちに痙攣が収まっていることに気づきます。元の宿泊場所から拳銃を持ち出し、ベイカー街へ戻っていきました。
家に戻ると、シャーロックは被害者のスーツケースを探し出していました。しかし携帯がありません。おびき出すためメールをして、現れたタクシーをジョンは追いかけます。
杖も使わずに走って追いかけていまが、逃げられてしまいます。家に戻ると、スコットランドヤードによる家宅捜索が行われていました。
シャーロックは激怒しますが、遺体の残したダイイングメッセージの謎を解き、混乱に乗じてベイカー街にやってきたとあるタクシーに乗り込みます。その運転手は、ピンクの携帯を持っていました、この運転手が犯人だったのです。
シャーロックは犯人と分かってタクシーに乗り込みます。とある専門学校に連れてこられたシャーロックは、カプセルの入った二つの瓶をみせ、命を懸けたゲームをしようと持ち掛けます。
タクシーに乗った乗客に同じような賭けをして殺していたのでした。
謎が解け、GPSで位置を探し出したジョンは、向かい側の棟から、シャーロックが薬を飲む寸前に、犯人を狙撃して、彼は、黒幕がモリアーティであると告げて命を落とします。
シャーロックは、狙撃したものを見ていないと警察に話すが、実はジョンではないかと考えていました。
騒然とする現場に、例の謎の人物が現れます。なんと、シャーロックと不仲の兄、マイクロフトであったのでした。彼は、政府にかかわる仕事をしていて、二人の監視を強化するよう、部下に伝えるのでした…
・死を呼ぶ暗号…原案:踊る人形・恐怖の谷
シャーロックは、大学時代の友人に、職場での不法侵入事件の解決を頼まれます。侵入記録を残さずに侵入し、黄色いペンキで不思議な記号(文字)が残されていました。その文字が見て取れるデスクの主はヴァン・クーン。
彼の自宅に行くと、ベッドの上で頭を撃ち抜かれて亡くなっていました。口から黒い蓮の折り紙が出てきました。
胡散臭いシャーロックにいらだつディモック警部補は、自殺だと処理していたが、シャーロックは聞き手が逆だと反論。
シャーロックは、次の被害者である記者も4回の自室で同様に殺害されたため、壁を伝って上のほうにある窓から侵入できる、小柄で俊敏な男が犯人だと推理します。
被害者たちは中国へ行った記録があり、中華街にある雑貨店に出入りしていたため、店に行ってみると、値札にペンキと同じ文字を見つけ、ペンキの文字は蘇州碼字であったとわかりました。美術品の運び屋をしていたのではないかと考えます。
その店の隣の家が怪しいとシャーロックが忍び込むとそこにも黒い蓮の折り紙が…ここに住んでいたスーリンは数日姿が見えません。彼女も狙われていたのです。
夜、彼女の職場である博物館で話を聞くと、犯罪組織「黒い蓮」にかかわっていたが、協力を拒み、兄ジジューにも追われる身となってしまったといい、運び屋のかかとには同じタトゥーが刻まれていると話します。
彼女に、暗号の解読を頼み、「本が暗号のカギになっている」とはなすと、兄ジジューが現れ、彼女を殺してしまいます。
遺体に同じタトゥーがあることを示し、ディモック警部補にも「黒い蓮」の存在を認めさせ、被害者の本をすべてシャーロックたちに渡します。
徹夜で本と格闘したジョンは、臨時で働いている職場で寝てしまい、それをフォローしてくれたサラと中国のサーカスを見に行くことにしました。そのサーカスこそ、黒い蓮の隠れ蓑ではとシャーロックは考え、3人で見に行きます。
舞台裏を探り新田シャーロックは襲われたが、ジョンとさらに助けられます。相手のかかとにタトゥーを見つけました。警察に通報したものの、戻ってみるともぬけのから。
暗号を解くカギとなる本を探していると、ロンドンのガイドブックがその本でした。暗号を解いている間に、なんとシャーロックと誤解されたジョンとサラが誘拐されてしまいました。
古い電車の廃坑で黒い蓮のシャン将軍に、ばね仕掛けの矢の目の前に椅子に縛られたサラを固定し、奪われた宝石はどこかとジョンを脅します。シャーロックが暗号を解いて間一髪で二人は助かります。
かっこよくシャーロックが助けるのではなく、矢の向きを変えたジョンがジジューを倒すのです
なくなっていた翡翠の宝石は、初めの被害者クーンが秘書に渡すために盗んでいたのでした。
たった一人逃げたシャン将軍は、電話でMという人物に事情を報告し、彼女の額にはレーザーポインターの光が…そして銃声が響きます…
大いなるゲーム…
事件がなくて退屈していたシャーロックを向かいの建物の爆発が襲います。翌朝、不仲の兄マイクロフトがやってきて、なくなったミサイルシステムのUSBを探してほしいと頼むけれど断られますが、資料を置いていくのでした。
レストレード警部から連絡があり、スコットランドヤードへと行くと、昨夜の爆破現場からシャーロック宛のスマートフォンが見つかったといわれます。
そのスマートフォンに、爆弾を体につけられた女性から着信があり、12時間以内に謎を解かないと爆発すると告げます。解決すると次、次と謎をかけられます。犯人の特徴を伝えてしまった老女はスイッチを押されてしまい、大きな被害が出てしまいます。
一方、マイクロフトに押し付けられたデータ紛失事件は、被害者の義理の兄による犯行で、遺体を貨物列車の屋根において、カーブに差し掛かり遺体が落ちたというものでした。
そのデータの入ったUSBを回収しましたが、これをモリアーティが狙っているとわかったシャーロックは、プールへと呼び出します。なんと、その場に来たのは、爆弾をつけられたジョンでした。
モリアーティは自らをシャーロックとは反対の「コンサルタント犯罪者」だといい、その場を離れます。
ほっとして爆弾を脱いだところでモリアーティが、気が変わったので二人を殺すといい、二人の体に狙撃手たちからのレーザーポインターが当てられます。
シャーロックはそれならばとジョンから外した爆弾に銃口を向けたところで、物語の終了です…
シャーロックを見た感想
乗合馬車はタクシーとなり、パイプやアヘンはニコチンパッチにかわっても、ちょっと?変人扱いされ、鋭い洞察力、上から目線の態度など、原作と変わりません。
もちろん、原作や、今までの昔のホームズのドラマや映画を知らない人でも、このドラマを楽しくみられると思います♪ファーストネームでお互いを呼び合うのも、現代版ならではですね。
読んだこと、見たことのある方は、いくつかの話を合わせたようなストーリーであったり、このシーンは原作のこのシーンからなのだろうなあというシーンがあったり、一粒で2度3度もおいしいシリーズです。
長身のベネディクト・カンバーバッチが颯爽と歩く姿が格好いいです!緊迫した場面にコミカルな動きが挟まれていて、ハラハラしたり、何気に弱かったり…
数字やメールの内容、物語のカギになるようなキーワードがあると3Dのように文字が画面に浮き上がってくるのが面白い演出です。
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