メソポタミア文明の遺産をかすめとっていた過去を持つ主人公が、
アートディーラーでのしあがる?!
老舗で一流のオークションハウスが贋作を作らせる!
一度の間違いが周囲の思惑・欲望と絡みつき、形を変えて負のスパイラルを引きおこす!!
目次
アート・オブ・モアとは?
元米国軍人だったグレアム・コナーは、退役後に苦労して名門オークションハウスでの仕事に就き、エリートアートディーラーを目指していた。
新人ディーラーながら大物顧客も持ち、まだまだこれから上を目指す矢先、イラク派遣時に知り合った男性から、盗品を売って現金を手に入れたいと頼まれ…予想もしない方向へと人生が進んで行く。
退役後に苦労して手に入れたアートディーラーのキャリアを失うか…命を奪われるか…
元凶の「自分の過去」を葬り去ることができるのか!
様々なアートディーラーがそれぞれの立場で起こす策略、富豪アートコレクター達との駆け引きに、仕掛るワナが絡み合う、
優雅で豪華な美術品のオークションハウスを舞台に繰り広げられるサスペンスドラマ。
アート・オブ・モア シーズン1 作品概要
初回放送日::2015年11月19日
エピソード数:10(字幕・吹き替え○)
ジャンル:サスペンス
製作総指揮・脚本・監督:ゲイリー・フレダー、ローレンス・マーク、ガードナー・スターン、デニス・クエイド
アート・オブ・モアの予告動画
主な登場人物(キャスト)/解説
・グレアム・コナー/演:クリスチャン・クック/日本語吹き替え:松田 洋治
オークションハウスの名門、パーク・メイソンで働きだした新人営業。美術を愛する純粋な気持ちながら、密輸した古美術の売買でアートディーラーとして、のし上がる野心を持つ。
・サム・ブルックナー/演:デニス・クエイド/日本語吹き替え:大塚 明夫
政界進出を目論んでいる不動産王。野心家であり、大富豪の美術品愛好家としても有名な人物。
・ロクサーナ・ホイットマン/演:ケイト・ボスワース/日本語吹き替え:佐古 真弓
オークションハウスの老舗デグラーフの営業であり、CEOの娘。グレアムの秘密に迫る人物。
・ハッサン/演:パトリック・サボンギ/日本語吹き替え:山本 兼平
イラク時代のグレアムの元相棒、今も危険な盗品売買・密輸に関わっている。後に密輸組織とグレアムとの板挟みになってしまう。
アート・オブ・モアのあらすじ・ネタバレ・結末
※この先アート・オブ・モアのあらすじとネタバレ、結末になります。
米陸軍退役後したグレアムは、素性も過去も偽り、ニューヨークでも有名な老舗オークションハウスでの職を手に入れ、入社1年目で大物顧客を抱えるほどに。
簡単には就けない職を手に入れるため、陸軍時代に関わった窃盗団のコネを使って、できる男と思わせ就職を手に入れていたのです。もちろん窃盗団との関わりは秘密で。
元々アートへの関心が高いグレアムは、美術品の知識も価値も理解していたため、あとは営業能力と才能とズル賢さを磨くばかり。
そんな折、美術品を多数オークションにかけようとしているブルックナーの情報を聞きつけ、ライバル会社のロクサーナと契約争奪で火花を散らします。それはもうありとあらゆる手を使ってくる激戦に。
このドラマのもう1人の主人公的存在の彼女とを相手に、グレアムはどう立ち回っていくのか。
営業の仕事も多忙な中、軍人時代にメソポタミア文明の遺産窃盗で関わった元相棒のイラク人が、売りさばいて欲しいものがあるとやってきます。
ニューヨークに来る事が危険である事も、売りたい物が盗品とバレる可能性の高い代物と警告するも、すぐにでもオークションで売ってて現金を手にしたいのだと要求します。
しかし盗品が無くなり、買手のロシアマフィアに品物を渡さなければ、どんな目にあうか…。品物を取り戻すために必死です。
オークションハウスでも様々な事件が起こり、対処に駆け巡り、一方でマフィアとの取引をなんとか終わらせなければならない生活でしたが、プライベートでは自社社長の孫娘エリザベスと親しくなります。
自分の人生とは正反対の環境で育ち、違った苦労をしてきた彼女との間に友情が…仕事を通して2人の関係も進展していきます。
ようやくロシアマフィアに売る代物を取り戻せたグレアムでしたが、その引き渡しを利用してよからぬ計画を立てていた人物が…その予想外の展開でグレアムはマフィアの親玉を撃ってしまう!
順調に新たな人生でキャリアを積んでいたグレアムは、この人生を手放さなければならないのか・・!
ライバル会社CEOの令嬢であり、そのライバル会社で営業職に就いているロクサーナは、他の兄弟よりも仕事ができるのだと認めてもらうため、懸命に努力を重ねてきた。
父親の見舞で訪れた病院で、見事な美術コレクターと評判の老人スウィフトを見つけ、チャンスを物にします。
ロクサーナはスウィフトに近づき、コレクションをオークションに出すよ契約書を交わすことに成功。父や義兄に誇らしげに報告するものの、驚くべき事実が後で発覚します。
所有しているであろうと思われた、ゴッホ等の超目玉美術品がひとつもなかったのです。父や兄弟の手前、正直に話せないロクサーナは事もあろうか贋作を依頼してしまう…
弱みを握られてしまったが最後、今後も何かある度に良いように使われかねない。何より贋作なんて2度と作らせたくない。この窮地に彼女が協力を持ち掛けたのは、なんとグレアムだった。
その申し出にグレアムの出した答えは…!?
暫く身を隠したり、ハッサンを救うためカナダへ行ったりと駆け回り続けながらも、仕事を続けることができたグレアム。そして危険な目にあっても盗品売買は続けていた。
今度はある品物を入手した矢先、森の中で先住民に捕まったり、危険な場面が次々とやってくる。
大物コレクター達のいざこざや、ロクサーナと義兄との因縁、様々な人の憎悪と欲望・思惑が重なります。
オークション会場にもトラブルが巻き起こりますが、そんな中をご機嫌取りや密輸美術品をも買いそうな人物探しで奔走し、うまく取り入るグレアム。
世渡り上手とも言える彼にも、新たなトラブルが立て続けに押し寄せます。
ブルックナーからの裏切り、エリザベスからの疑惑、ついに素性をロクサーナに知られ取引を強要される!
とどまることを知らないピンチの波、密輸組織との問題に片をつけるために向った倉庫に、とどめの大波は待ち構えていた。
グレアムだけでなく、後をつけてきたエリザベスまでも組織に捕まってしまうのだ。
2人の人生はここで終わるのか、はたまた野望の渦に飲み込まれ、流されていくのか…。
アート・オブ・モアを見た感想
1話ごとに登場するオークションの目玉、美術品についても自然と頭に入ってくるので、知識が無くても楽しめました!
縁の無い世界とは思っていましたが、大富豪の御曹司に生まれ変わることができたら、オークションハウスの門をくぐってみたいものですね♪
オークション裏側でのライバルの出し抜き合戦に、富豪達との駆け引き、犯罪と複数の要素が入り混ざっているのに、理解しやすくまとめられたドラマでした。
ストーリーは基本的に1話完結で進んでいくのがわかりやすさのポイントかと思います。密輸の危険性と破滅の危機…悪事を働いているグレアムですが、妙に応援したくなる!
冷静に考えれば、犯罪を犯して勝組人生を手に入れようとする主人公…なんですから、不思議です笑
さぁ、大変な思いをして手に入れたアートディーラーのキャリア、人生をグレアムは守りきることができるのか!?
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