BONES(シーズン1)の無料動画は？吹き替えはある？あらすじと感想付き

初回放送日：2005年9月13日〜2006年5月17日

エピソード数：22話(字幕・吹き替え版○)

ジャンル：クライムサスペンス

製作総指揮・脚本・監督:ハート・ハンソン

グアテマラから戻ったテンペランス・ブレナン博士。彼女は優秀な法医人類学者として、業界では有名人。古代遺跡から掘り出された骨について調査したり、戦争の混乱により身元不明となったの骨の身元をつきとめ、家族の元へと帰すことを生業としていました。

そんな中FBIからの要請で、身元や殺害方法が不明の遺体の調査を依頼されます。顔見知りのFBI捜査官シーリー・ブースの要請ということもあり、「ブースの相棒として捜査に全面参加する」ことを条件に調査を引き受けます。

ブースは元軍人で、凄腕のスナイパー。数々の死線を潜り抜けた戦闘のエキスパートです。FBIとしても優秀で、その積極的な行動力やブレナンからの情報により機転を利かせて犯人を追い詰めることで、高い評価を受けています。

ブースは明るくフレンドリーな性格ですが、ブレナンは根っからの理系脳で、感情ではなく理論で話すので、遺族に惨殺された遺体の状態を事細かに伝えてしまったり、お世辞が言えなかったり、正確な言葉を好み冗談が通じないときがあったりと、コミュニケーション力不足なところが多々見られます。

もちろんブースお得意の感情論や勘はご法度。常に確固たる証拠からのみ真実を追求します。

彼女の職場はジェファソニアン自然史博物館の中にある研究所。ブレナンは出張で外に出る以外、ほとんどをこの研究所で過ごしていました。しかしグッドマン所長の命令でFBI協力に駆り出されることとなり、現地調査に積極的に参加するようになります。

そんな彼女を支えるのはジェファソニアンの個性的なメンバーたち。ブレナンを尊敬し慕う、ハイレベルのIQを持つ研修医、ザック・エディ。彼は若くして博士号を複数獲得していましたが、現在はブレナンの元で学ぶため助手を務めています。

厳しいブレナンも、ザックのことは認めていて、骨の調査をザックに任せて外で調査をすすめることもあります。

“虫男”と呼ばれることもある、微生物学のエキスパート、ジャック・ホッジンズ。あだ名の通り虫や繊維に関してはブレナンも含め彼に並ぶものはおらず、自称「ラボの王」を名乗っています。

虫から死亡推定時刻を割り出したり、小さな繊維から殺害現場を割り出したりと大活躍します。

アンジェラ・モンテネグロは美術アーティスト。ブレナンの誘いによりジェファソニアンで働くことになりました。

参考人の話を聞き似顔絵を作成したり、彼女が得意とするコンピューターを使って骨から顔を復元し、身元の割り出し一役買うこともあれば、独自のプログラムで骨にできたひびをスキャンし、凶器を特定するなど、大きな貢献をします。

不愛想なブレナンのことを本当は不器用なだけだと理解し寄り添う、ブレナンの唯一の親友です。そして最後に、ジェファソニアン研究所の所長、グッドマン。

ひとクセもふたクセもあるジェファソニアンのメンバーをまとめ、経営に奔走しています。グッドマンの本業は考古学者。彼は事件の調査に直接は関わらないものの、 古い文化や異国の文化に詳しく、呪術がからんだ事件には、彼の知識が解決の糸口になることもあります。

彼らは時に喧嘩をし、言い合いになりながらも、科学者として団結して事件解決に臨みます。数々の難事件を解決していく中で、ブレナンは行方不明者捜索のプロに出会います。

検視している身元不明の骨が、おそらく自分の父だと言い出したのです。捜査の結果、それは勘違いで他人の骨であるということがわかりましたが、これで生死の行方が判明したかと思いきや、振出しに戻ってしまったと落胆する彼をブレナンは慰めます。

実はブレナンも15歳で両親が行方不明になっており、現在も依然消息不明だったのです。

15歳で両親がいなくなり、頼みにしていた兄も離れて暮らすようになったことが原因で、結果心を開くことができなくて人とのコミュニケーションがうまくできなくなったことの原因の一つでもあるとブレナン本人も考えているようです。

行方不明者探索のプロに一旦は両親の調査を依頼するも、本当に頼まなければいけない相手は、信頼するブースだ、と気づき、両親に関するファイルをブースに手渡すのでした。

一方ブースは、明るい性格のシングルファザー。人並みにコミュニケーションがとれる彼には軍人時代の友人もたくさんいました。

しかし、そんな明るい彼にも暗い過去が。戦争中にひどい光景を目の当たりにしたのはもちろん、凄腕のスナイパーだったブースがターゲットにしたのは一人の男。

彼は完全に悪であり、処刑されるべき相手ではありましたが、命令により息子の目の前で殺してしまったことが心に深く傷を作っていました。

このことは隊員以外の誰にも漏らすことはなく、内に秘めてきましたが、ブレナンを相棒として信頼するようになり、初めて自分から心の闇について打ち明けたのでした。

信頼関係を徐々に深めていったブレナンとブース。相棒として捜査をするのも板についてきた頃。彼らの目に飛び込んできたのは、アンジェラのプログラムによって復元された身元不明の女性の顔でした。