掴みかけた希望の光を、幾度となく失ってきたリック達に、最大の失意と絶望が押し寄せる。
かつてない凶悪な巨大集団に、屈するしかないのか!?
目次
ウォーキング・デッド とは?
原因不明の死者がゾンビ化する世界の終末。衣食住のどれか1つでも手に入れば幸せな世界で、ウォーカー(ゾンビ)から逃れ、旅をするグループの物語。
ウォーカーの脅威、人間による奪い合い、悪意に溢れかえった世の中で、人間らしさを保とうと葛藤する人々・・。
世紀末を舞台に様々な人間性と苦悩、悲劇が描かれていく!
ウォーキング・デッド シーズン7 作品概要
初回放送日:2016年10月23日–2017年4月2日
エピソード数:16(字幕・吹き替え○)
ジャンル:ホラー・アクション
製作総指揮・脚本・監督:ゲイル・アン・ハード 、 ロバート・カークマン 、トム・ルーズ 他
ウォーキング・デッド シーズン7の予告動画
主な登場人物(キャスト)/解説
・リック・グライムズ/演:アンドリュー・リンカーン/日本語吹替:土田大
元保安官で、昏睡状態のうちに世の中が変わってしまった。息子カール、娘ジュディスの二児の父。共に生きる仲間たちのリーダー。
・カール・グライムズ/演:チャンドラー・リッグス/日本語吹替:中嶋アキ
リックの息子で、異常な世界で少年期を過ごす。ウォーカー、凶悪集団との戦いでも先頭に立つほどたくましく成長する。妹を守りながら、仲間を守る頼もしい存在。
・ダリル・ディクソン/演:ノーマン・リーダス/日本語吹替:小山力也
初期キャンプからのメンバー。扱いが大変な荒くれ兄弟の1人だったが、仲間への情があり、皆で生き延びるためなら、率先して危険な役目を引き受ける。気が短いが忍耐力が強い。
・グレン/演:スティーヴン・ユァン/日本語吹替:寸石和弘
初期キャンプからのメンバー。リックをウォーカーから救い、妻子再会のキッカケとなった人物。フットワークが軽く単独での作戦に強いが、チームプレーが身につく。リックと仲間が信頼を寄せる人物。
・キャロル/演:メリッサ・マクブライド/日本語吹替:長尾歩
初期キャンプからのメンバー。DV夫に怯えていた女性が、仲間を守るため、冷酷な判断や行為もやってのける強い女性に。何度もメンバーを抜けるが、リック達のピンチをたった1人で救うなど、頭脳も度胸も優しさも持つ。
・マギー/演:ローレン・コーハン/日本語吹替:下山田綾華
カールを救った農場の娘で、グレンの妻となった。全体を見渡し、手を差し伸べたり助言ができる女性。判断力も行動力、統率力もある。
・ミショーン/演:ダナイ・グリラ/日本語吹替:棟方真梨子
1人で生き抜いてきたが、リック達メンバーを信頼し、共に生活を始めた。日本刀でウォーカー達をなぎ倒していき、メンタルもタフ。
・モーガン/演:レニージェームズ /日本語吹替:最上嗣生
リックが意識を取り戻した際、最初に出会った生存者。後にリック達と再会し、行動を共にするようになる。人間は何があっても殺さない信念を持ち、リックと意見の対立もある。
・エイブラハム・フォード/演:マイケル・カドリッツ/日本語吹替:増元拓也
元陸軍で戦闘知識も経験も豊富。熱い性格で突っ走る面もあるが、ウォーカーや凶悪集団との戦いで大いに力になる。
・ロジータ・エスピノサ/演:クリスチャン・セラトス/:日本語吹替
エイブラハムと共に行動してきた。サバイバルに必要な知識が豊富で、戦いにも慣れている。爆弾にも強い。
・サシャ/演:ソネクア・マーティン=グリーン
兄と恋人を失い失意に落ちた時期もある。射撃の腕があり、いろんな場面で皆をサポートする。
・ユージン・ポーター/演:ジョシュ・マクダーミット/:日本語吹替
科学に強く、博士号も複数持っている。気弱で戦闘には不向きだが、客観的に状況判断と分析ができ、生き延びるための選択能力が高い。
・ゲイブリエル・ストークス/演:セス・ギリアム/:日本語吹替
元神父で今も信仰を貫いているが、現実世界を受け入れた上での助言をするようになった。
ウォーキング・デッド シーズン7のあらすじ・ネタバレ・結末
※この先ウォーキング・デッドのあらすじとネタバレ、結末になります。
救世主のアジトを破壊し、2つのコミュニティを脅かす集団は去ったと思っていた。
妊婦であるマギーの身体に異変がおこり、ヒルトップの医師を頼るため、夫グレン、リック、カール、ミション、ダリルやユージーン…総勢10名を超える人数がマギー搬送でアレクサンドリアを出た前話、「人工的に作られた障害物」で道を絶たれ、救世主に捕らえられたリック達。
先日破壊したアジトは、各所に点在している基地のひとつであり、残党は山のようにいた。
そして、救世主の頂点に立つ人物、ニーガンが直々に現れたのだ。
基地を破壊したことへの罰を誰で償わせるか、釘と針金を巻きつけた野球バットを振り回し、神様の言う通りで人選をするニーガン。無論、順番通りではない。
素振りでもするかのように一発、原型が残らないほどエイブラハムの頭わ叩き潰す。
ダリルはこんな状況でも、仲間への仕打ちを許せずニーガーンに飛びかかる。
仲間の統率ができていないのは、リックのせいであると説くニーガンは、この所業の罰を誰が受けるかを決める。
騒いだ張本人ダリルではなく、グレンの後ろ頭を勢いよく一発。大量に出血するグレンの目は瞼から飛び出し、何度も何度もバットで打ち付けられる。
要求を飲まなければ誰かが死ぬ。物資の提供をきちんとすれば、リック達のコミュニティ「アレクサンドリア」の住民達は生きて暮らせる。誰かが死ぬのはニーガンのせいではなく、判断を間違えるリックのせいだと言う。
「これは善意」だと。
他の仲間を人質に取られたまま、リックはニーガンの言うがまま連れ去られる。ウォーカーの中に放り込まれた斧を取ってこれなければ、リックのせいで仲間が死ぬという恐ろしいテストを受ける。
戻ったその場で、息子カールの腕一本を斧で切り落とせば、皆解放してやると…。
絶望の後にまた絶望、命は奪わなくとも非人道的な要求が待ち、要求を受け入れることしかできない状況に追い込まれて行く。
ダリルを連れていかれ、2人の仲間の無残な遺体。
仲間がこんな目に遭ってしまったのは自分のせい…と感じていたのはマギーも同じだった。
リックはフツフツと湧き上がる怒りを抑え、仲間の命が奪われないためだけに走り回るようになってしまう。
回収日までに食べ物や日用品を揃えなければならず、失意と怒りの中で、いつも以上に調達に出る他なかった。
一方、マギーとヒルトップに向かったサシャは、ニーガン達に見つからないようにしながら、出産までを過ごすことになる。住民達と共に作物を育てたり、物知りでリーダー要素を持つマギーは、頼られる存在になる。
ニーガン達の不意打ちによる門破壊が起き、ウォーカーがなだれ込んでくる事態に。怯むどころか、マギーとサシャが先頭を切ってヒルトップを守る。
その行動に住民達はウォーカーとの戦い方、襲撃してくる人間との戦い方を身につけなければと考え始める。
誰も近づかせないようにしているが、キングダムのリーダー、エゼキエルを始め、住民達がキャロルへ食料を運んできたり、来客が絶えない。
そして、ニーガンの元を脱出したダリルとも再会し、仲間の無事が気がかりでしかたない。関わらないと固く誓ったキャロルだったが、グレンとエイブラハムを奪われた事実を知り、迷いを吹っ切る。
また、絶対に人間は殺さないと強い信念を貫いてきたモーガンにも、感情を抑えられない時期が訪れる。
リック達の仲間が散らばるアレクサンドリア、ヒルトップ、キングダムの3つのコミュニティは、ニーガンの要求を飲まされている共通点があった。
それぞれが反撃も対抗もできず、ただ少しの平和な時間を守るのが精一杯。
しかし、各コミュニティで起こされる一方的な悪業により、意識に変化が現れていく。
そしてリック達の「いずれ反撃する」という信念は行動へと変わっていく。
ヒルトップではマギー、キングダムではキャロルが中心となり、対ニーガンの戦いに向けて住民達を率いていく。
ウォーキングデッド初の3コミュニティの結束、巨大なニーガン集団への戦いは成功するのか!?
ウォーキング・デッド シーズン7を見た感想
前シーズンラストでは絶体絶命なシーンで終わり、どう切り抜けるのか、高ぶる気持ちで見始めたシーズン7。
始まった途端、エイブラハムにグレンの無残な最後に絶望!
2人を失ったら、残されたメンバーだけじゃ、街のみんなを守りきれないし・・・。初期から一緒のグレンがいたからこそ、乗り切れた場面は数知れず。
メンバー全員はもちろん、ファンもメンタルズタボロです。さて、今までも残忍な集団との戦いは幾度もありましたが、太刀打ちならない強敵は初めて。
いよいよリックが言いなりになってしまう…!今までに無い点は、他コミュニティとの関わりと協力!
各登場人物をクローズアップした回がいくつもあった事ですね。
ウォーカーによるピンチと、一時の安息と、人間の脅威の連続で、テンポ良く進められてきた以前のシリーズとは大きく違った味わいでした。
シリーズを重ねるたびに魅せてくれるのがキャロル!悩み苦しむけど、皆んなのために何度も舞い戻る強き女性、今回もカッコ良かったです。
一縷の望みも失った彼らを、今度はどんな絶望が待ち受けているのか!?
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